上海通信Shanghai Report

広州深圳の旅in2024春

2024年04月16日

こんにちは、Beauty Works Shanghaiの清水です。

4月も半ばを過ぎ、上海はすっかり春めいてきまして、日によっては初夏の陽気です。毎年毎年、春と秋は短くなり、暑い季節が一年の半分以上になっているような気がします。

さて、中国は南北5,500km、東西5,000km、国土面積は日本の約26倍の広大な国で、ゆえに地域によって気候は大きく異なります。広州深圳を中心とした華南エリアは、1年を通じて寒さを感じるようなことはとても少なく、上海がやっと暖かくなってきたころには、すでに夏の陽気になります。

現在、すでに夏に近い状況ですので、服装はみなさん短パンxTシャツ、夜間の屋台ではビールと広東的夜食で賑わいます。広東省の食材には海鮮が多く、また味は、どちらかというと素材そのものの味を生かした味付けが多くて、そういう意味では日本人には合うと思います。そんな特有の食文化がある広東省でも、上海ほどではないですが、食のグローバル化が進んでいます。4000軒以上存在するといわれる上海の日本食屋さんには遠く及ばないものの、日本文化の象徴でもあるお寿司は大人気です。上海にはまだないスシローが店舗展開していて、地元の方々にも大変な人気になっています。店内では、着席後オーダーからお寿司の提供、お会計まで、フルオートメーションになっています。昔ながらの、広東料理の”どローカル屋台”とは、対照的なコントラストです。

広州から深圳に電車で移動します。所謂高铁ではなくて、通常の特急列車で、約1時間ほどで深圳に到着しますが、途中に东莞と常平に停車します。かつて、埃だらけで劣悪な労働環境の工場と売春婦しかいないと揶揄されたこれらの都市も、立派な衛星都市として発展しました。そして、ワタシが初めて中国に潜入した90年代前半、混沌として、危険もチャンスも同じくらいあったこの深圳という街も、いまでは、香港からその役割を奪うごとく港湾物流、金融、ITなんかで、世界の企業と中国の若者を引き付ける街に変貌しました。高層ビルの52階にオフィスを構える日系企業を訪問した際、階上からは、改革開放からのこの50年で驚異の経済発展を遂げ、東洋の奇跡と言われる深圳の街が360度見渡せます。壮観です。

今年も、一足早く初夏になったとはいえ、まだまだ湿度は低く、もしかしたら1年のうちで一番過ごしやすい季節を迎えている華南の街々を満喫します。

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文責
碧优缇商务咨询(上海)有限公司
COO 清水誉
慶應義塾大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院経済学研究科前期博士課程
修了、経済学修士。専門は、東アジア経済、中国労働経済。
1988年株式会社ブリヂストン入社、1993年広州事務所代表、1995年北京事務所代表、
1999年株式会社博報堂入社、2005年広東省広博報堂広告有限公司総経理などを歴任
し現職。中国ビジネス30年のスペシャリスト。
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