上海通信Shanghai Report

中国を正しく生き抜くための中国語講座~第81回「火锅」

2024年02月03日


イラスト:Liya

こんにちは。Beauty Works Shanghaiの清水です。

中国は春節(2/10)に向かい、中国人だけでなく日本人含め在留外国人もみんなそわそわ、毎年のことですが、落ち着かない季節です。上海の街は、春節仕様の装飾になりはじめていますが、毎日毎日真冬の梅雨のような雨模様で、鬱陶しい天気です。

さて、今週のサバイバルチャイニーズは、火锅(huo3 guo1)、日本語的発音”ふおぐお”で、意味は鍋料理です。

いま、上海は一年で一番寒い時期を迎えています。この季節になりますと、火鍋が恋しくなります。日本人的には、すき焼き、しゃぶしゃぶ、寄せ鍋、ちゃんこ鍋、もつ鍋、水炊き、豆乳鍋、おでん、、、なんかが思い浮かびますが、中国には全国津々浦々ご当地鍋というものがたくさん存在します。北京では”涮羊肉”という羊肉のしゃぶしゃぶが名物だし、南の方にいくと海鮮鍋、内陸四川省には重慶火鍋という激辛鍋、雲南省にはきのこ鍋なんかがあります。なかには、日本人の口にも合うあっさりした味の鍋もありますが、多くは激辛だったり、辛くなくても、いろんな香辛料を入れたような濃厚で複雑な味の鍋が多いです。ただ、野菜もたくさん食べられるし、結構バランスがいい食事だと思います。

鍋のスープのことを”锅底”と言いまして、多くの鍋料理屋さんでは、お客さんが選べるようなシステムになっています。1つの鍋が半分に仕切られていて2種類選ぶことができるお店もあります。たとえば、四川鍋では、“红汤”(辛いスープ)、“白汤”(辛くないスープ)、“药膳锅底”(薬膳スープ)、“鸳鸯锅底”などのスープの種類があります。また、つけるタレも自分好みに様々配合することができます。ほんまもんの四川人には、スープがすでに激辛なのに、さらにそれを辛いタレにつけてから食べると言う荒業もあります(笑)。

上海では、ほぼ全国各地の鍋が、一年中食べることができて、結構みんな好きです。日本ではあまり真夏に鍋は食べませんが、中国ではめっちゃ暑い季節でも鍋を食べます。日本人が大好きなすき焼きは寿喜烧(锅)といいまして、上海人でも大人気です。

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文責
碧优缇商务咨询(上海)有限公司
COO 清水誉
慶應義塾大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院経済学研究科前期博士課程
修了、経済学修士。専門は、東アジア経済、中国労働経済。
1988年株式会社ブリヂストン入社、1993年広州事務所代表、1995年北京事務所代表、
1999年株式会社博報堂入社、2005年広東省広博報堂広告有限公司総経理などを歴任
し現職。中国ビジネス30年のスペシャリスト。
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