上海通信Shanghai Report

中国を正しく生き抜くための中国語講座~第62回「斤」と「两」

2023年09月23日


GraphicDesign:Liya

こんにちは。Beauty Works Shanghaiの清水です。

今週のサバイバルチャイニーズは、重さの単位、斤(jin1)と两(liang3)、日本語的発音”じん”と”りゃん”です。

中国では重さの単位で、斤とか两が使われます。1斤は500gで、1两はその1/10の50gです。ちなみに、kgは「公斤(gong1 jin1)といいます。つまり、まとめると、1公斤=2斤=20两ということになります。

以前に比べてだいぶ少なくはなりましたが、上海のような近代的な大都市でも、街中の市場などでは、野菜、果物、肉、魚を買う時、いまだに量り売りというものがたくさんあります。また、生簀鮮魚料理のレストラン、水餃子や锅贴なんかのお店も基本的に量り売りが主流です。

時は、1990年代の半ばくらい、はじめて北京に赴任したときのこと、自宅近所の水餃子屋さんが出前サービスをしていると聞いて、電話して注文しようとしました。その時は水餃子を量り売りしているとは知らなかったので、お店のお姉さんにからどのくらいの重さだと聞かれて、どのくらいの重さが何個くらいになるもんなのか全然わからないまま、数種類を適当に注文してしまいます。30分くらいして家のチャイムがなってドアを開けてみると、アルバイトの女の子が両手に赤い大きなバケツを持っていて、その中には山盛りの水餃子が入っています。えーっまじかよ。しかも女の子はこのバケツは持って帰らないといけないので、空にしてほしいといいます。仕方ないから、家じゅうの食器を総動員して水餃子を受け取るのです。近所におすそ分けしたうえで、その夜から3日間、家族全員で(といっても、妻とワタシと赤ちゃん1人)、朝昼晩、ずっと水餃子を食べるのです。

いまとなっては、古き良き老北京での笑い話です。

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文責
碧优缇商务咨询(上海)有限公司
COO 清水誉
慶應義塾大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院経済学研究科前期博士課程
修了、経済学修士。専門は、東アジア経済、中国労働経済。
1988年株式会社ブリヂストン入社、1993年広州事務所代表、1995年北京事務所代表、
1999年株式会社博報堂入社、2005年広東省広博報堂広告有限公司総経理などを歴任
し現職。中国ビジネス30年のスペシャリスト。
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