上海通信Shanghai Report

上海の街角から~咖啡厅”一木家”

2023年01月24日

こんにちは、Beauty Works Shanghaiの清水です。

春节快乐!
祝您兔飞猛进、大展宏兔、身体健康、万事顺意

中国は春節を迎えています。3年ぶりの行動制限のない春節休みとなりまして、上海からも多くの方々が故郷に帰省していますし、多少の自粛はまだあるものの、国内国外へ旅行にいくひともいます。

上海市内はというと、ショッピングモールとか、スーパーマーケットとか、繁華街には多くのひとが集まっているものの、人通りや交通量は少ないし、地下鉄やバスも閑散としています。飲食店は多くはお休みしていますが、一部営業しているお店もありまして、店内は結構混んでます。一昔前は、春節にやっている店は皆無でしたが、近年都市部ではコンビニやファーストフードなんかもやっていて、生きていくにはさほど困りません。
春節休み期間に20億人以上が移動するとの予測ですが、変異株の出現など、春節明け、悪い方向に向かわないよう祈るばかりです。

さて、上海には、カフェの国内外ブランドチェーン店がいたるところにありますが、個人経営の小さな小さなカフェもわりとあちこちにあります。こういった小さなお店は、必ずしも繁華街ではなくて、繁華街からちょっと外れた場所、目抜き通りからちょっと路地を入った場所に、古民家を改装したような店構えなのです。ちょうど京都の町家カフェに似ています。

淮海中路から瑞金二路を南に5分くらい歩いて香山路をちょっとだけ左折したところに、「一木家」という、小さな小さなカフェがあります。一応2階席があったり、店の前の路上に席があったりするんですが、人気がありすぎて、店の大きさのわりにめっちゃお客さんがいます。
週末は特に、狭い店にひっきりなしに来客があります。アフタヌーンティータイム、抹茶黑豆司康つまり抹茶黒豆スコーンと、拿铁つまりラテで61元を頂きます。店内はレトロ調でクラシックが流れているし、何よりも日本人がいなくて、いい感じなんですが、客がたくさんいすぎて、残念ながら読書とか難しい。たぶん平日とかのほうがいいかもしれないですね。

春節が終わると、春はもうすぐそこです。

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文責
碧优缇商务咨询(上海)有限公司
COO 清水誉
慶應義塾大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院経済学研究科前期博士課程
修了、経済学修士。専門は、東アジア経済、中国労働経済。
1988年株式会社ブリヂストン入社、1993年広州事務所代表、1995年北京事務所代表、
1999年株式会社博報堂入社、2005年広東省広博報堂広告有限公司総経理などを歴任
し現職。中国ビジネス30年のスペシャリスト。
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