上海通信Shanghai Report

【上海生活までの道のり】隔離ホテルでの一日編

2022年12月30日

 

こんにちは、Beauty Works Shanghaiの阿南です。

今週の【上海生活までの道のり】 は隔離ホテルでの一日編です。
ちょうど先日の記事を書かせていただいた後に2023年1月8日(日)から隔離撤廃となる発表がありました。

今後どうなるかはわかりませんが、万が一、隔離再開になった場合に備え、記事を書かせていただきます!

それでは進めます。

【ホテルの備品】
自分が赴任前に気になっていたのは、隔離ホテルの環境です。
ホテルガチャとも言われ、どこになるのか事前にわからないため、安くて悪環境で過ごす話も多々聞きました。
バスタオルがないとかコップがないなど。

私が宿泊したホテルは冒頭の写真の通り、きれいなお部屋で安心しました。
ホテルにあった備品類は下記になります。


・バスタオル×1枚
・フェイスタオル×1枚
・足ふきタオル×1枚
・箱ティッシュ×2個
・歯ブラシ&歯磨き粉×3セット
・電気ケトル×1台
・ドライヤー×1台
・水1.5L×5本
・紙コップ×2個


 

…一見、充分そうに思えましたが、これらの備品は、ホテル側に追加依頼ができないため、正直「どうやって生きろと、、」と思いました。
※その後わかりましたが、他の地域のホテルでは購入ができる場所などもあったようです。

食事は三食出ますが、水などはもらえないため、一緒に入国した同僚に、バスタオルなどの備品も含めネット通販で頼んでもらい、凌いでました。

【朝食~仕事開始】


朝、従業員にドアをノックされて起床します。
起こされたわけではなく、毎朝5時30~6時に食事が支給されるためです。
ただ、結構大きな音なので、必然と目が覚めてしまいます。
そして、食事は上記(写真右)のように支給されるのですが、何とも言えない気持ちになります。笑

朝ごはんは、蒸しパンや肉まん、ザーサイ、おかゆ、牛乳などで、毎食温かい状態であるため、
ありがたいなと思い食べていました。

ホテル内のWi-Fiはわりと安定しているので、仕事にも支障なく取り組むことができました。

【昼食/検温/PCR検査】


昼食は、11時~12時に支給されます。
ご飯と上海料理の甘い醤油タレやピリ辛な肉、魚、野菜、ヨーグルトなど思っていたよりもバランス良く出ていた印象です。
ただ、ヨーグルトがあるのに、スプーンは支給されないという、あと一歩感があります。笑

検温は毎日行われます。
11時前後、15時前後と1日2回程実施されます。
手首で測るだけなので、ものの3秒で終わります。

そして、PCA検査もほぼ毎日されます。前半は14時頃にされていましたが、なぜか5日目以降には朝6時30分に起こされ検査をされました。
口内採取のため、意外と慣れてくるものです。

【夕食/ごみ捨て】


夕食は、18時~19時頃に支給されます。
内容は昼食と同じようなメニューになり、毎食1.2人分くらいの量で支給されるため、食べきるのに必死になります。
(もったいないので、私は残さず食べた結果、2キロくらい太った気がします)

さすがに毎日同じようなメニューを食べると飽きるので、カップラーメンやみそ汁などを持ってくることをお勧めします。
あとは、甘いチョコレートやジュースなども持ってきていたので、それも正解だったなと思いました。

食事や生活ごみについては、部屋に置かれたごみ袋に集約して、ドアの外に置いておくと、翌朝には回収されていました。

このような形で1日を終え、私は、8日間隔離生活を終えました。
(写真左:仮設チェックアウト場所 写真右:ホテル外観)

つらかったことは、
・窓の外が壁(非常階段の側面)になっていたので、朝日を感じられないこと
・空調をつけっぱなしにしていたことから常に乾燥していたこと
・食事が毎日同じようなもので食べ飽きてしまったこと
・お酒が飲めないこと(持ってきている人もいるらしいですが)
・人と直接話せないこと(単純に寂しくなりました)

以上です。
ないことを願いますが、もしまた隔離生活が起きた際にご参考にしていただけると幸いです。

また来年も更新していきますので、引き続きBeauty Works Shanghaiをよろしくお願いいたします。

それではよいお年をお迎えくださいませ!